あらっつぁん派

「日々の生活で感じたことをストレートに、かつ文学的表現を交えつつ」




+新しいものから順に並んでいます+



酒ありて わが人生は 進み行く
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : No liqueur No life



いつの日も あなたのことを 考えて そぞろに胸の うちさわぐかな
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 胸に手を当てて考えてください。以上。



 
桜咲き 年を感じる またひとつ
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 春。それは新入生、新社員がやってくる季節。以前から学校・会社にいる人は若さに感心する反面、年をとったなあと感じます



いざ行かば 長き時超え 甲子園
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 数十年ぶり(!)に春の甲子園出場を決めた我が母校を祝して。



赤ワイン ラベルをなぞる ひとり酒
詠み手:高槻

独善的解説 : 罎のラベルをなぞるのは、あるいは酔えない彼の苛立ち。



気になるが そんなことない 自己否定
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 恋の始まりはこんなもんです。う〜ん・・・(以下略)



何気ない しぐさひとつで 心揺る
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : わざわざ説明しなくても、誰でも1度は経験あるでしょう。え?私?そりゃ(以下略)。



あてもなく オアシス探す 水無月よ
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 荒れ果てた都会(コンクリートジャングル)を、潤い求めてさまよい歩く、6月のある日。。



一言の 腹の奥には 百の言
詠み手:高槻

独善的解説 : わざわざ解説しなくとも、みなさん心当たりがあるのでは。



とぼとぼと 街中歩く 猛吹雪
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 :
 クリスマスイブの夜、訳あって一人でイルミネーションきらめく街中を歩いている。(もちろん彼女などいるはずもなく)周りはカップルでいっぱい。
そんな中雪が舞ってきた。カップルたちは「ホワイトクリスマスだ」と喜んでいるが、一人で歩いていても何も起こらない。ただの雪だ。
そんな彼の胸中では寂しさとせつなさのあまり猛吹雪が吹き出したのであった。(実体験ではないのであしからず)



泡盛に ボジョレーヌーボー ビール酒 すべて同居だ 人生ばら色
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 実際に我が家で起こった出来事をダイナミックに大胆に表現。



海に空 コバルトブルーが 溶け込んで オレンジ混ざり 広がるキャンバス
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 青い海に青い空。それに夕陽が混ざる華麗なコントラストを表現。



風薫り 緑のじゅうたん つつみこむ
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 森の中を歩いていてふと上を見ると、一面葉が生い茂ってる光景をイメージ。



酒入りて 思うは我の 孤独なり
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 独りで酒を飲むときに感じたむなしさ、せつなさ。



恋堕ちて 岸にたたずみ しみる風
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 恋破れ、独り浜辺に立ちたたずんでいる。そんな彼に追い討ちをかけるかのように、冷たい風が吹き付けてくるのであった。



桜にも 負けないあの子の いい笑顔
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 桜にも負けないくらい綺麗な女の子の笑顔を表現。



教科書が 枕に見える 午前二時
詠み手:士朗

独善的解説 : 受験生の夜はしんどいんやで。



霜柱 無邪気にざくざく はしゃぎ声
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 子供が霜柱を踏みながら遊んでいる光景をイメージ。冬らしく。



写真から 故郷の春を 覗き込む
詠み手:高槻

独善的解説 : 友人が送ってくれた日本の写真。満開の桜。望郷と郷愁。それらから少しずつ言葉をたぐり寄せてできました。



シュプールに 漂う彼女の 吐息かな
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : ターンのときに舞う雪と、女性(不特定!)がはく息が合わさる光景を思い浮かべました。



積み重なった一年の重み
詠み手:高槻

独善的解説 : 海外に移住して早一年、積み重なった物は想像以上に重かった、という発想からできました。



しっぽりと 桜を見たい 撫子と・・・
詠み手:あらっつぁん

独善的解説 : 桜を独りで見に行ったときの句です(なんで独りで見ているかはさておき)。この・・・には、ささやかな願望とどうせ無理なことだといういみが含まれております。




  + あらっつぁん派とは +  
 

 あらっつぁん派とは、かのアララギ派の流れを汲むべく、切れ字のなんたるかも分かっていない二人によって設立された俳句同盟である。

 活動内容は極めて自由であり、詩を詠もうが詠むまいが誰も諫めず気にしないが、入ったら抜けられないというのが唯一絶対の拘束である。

 あらっつぁん派は2005年4月16日に設立され、現在も会員を募集中である。ちなみに現在の会員数は三名である。

 このページの目的は、そんな極めていいかげんな自由なあらっつぁん派の大して数もない稀少な足跡を残すことである。

 
     





 会員1 【
あらっつぁん】  あらっつぁん派の設立者。徒然なるままに俳句を読む風流人です。 コードネームは [会長]  「ほしいもの 彼女に暇に toto1等」

 会員2 【高槻】       あらっつぁん派の共同設立者。気の向くままに詩を詠む風流者です。 コードネームは [課長]  「猫が好き 猫が好きったら 猫が好き」

 会員3 【士朗】       あらっつぁん派の純会員壱号機。マイペースな萌人。 コードネームは [支部長]  「空を見て 鳥に憧れ はや四年」



転載禁止・著作権は各詠み手にあります。
このページはアララギ派とは一切関係ありません。
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